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溶鉱炉運搬ルート調査 investigation of transportation route of blast furnace [八十里越え]

5月3〜4日

明治になって、吉ヶ平からソリに乗せた溶鉱炉をフキ平にある富貴平鉱山へ運んだという話があります。どのルートを通って運ばれたのでしょう。考えられる道筋を吉ヶ平から途中の丸倉山まで辿ってみようということになりました。
フキ平へは5月末に真名川経由で行く計画はあります。
そのトレーニングも兼ねての1泊2日の山行です。
何時ものポンコツトリオと2人の元気な若者と只見町の古道マニアのHさんの6人です。

5月3日

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吉ヶ平を5時に出発しました。(下)
天気よく、守門岳の眺めがバッチリです。(上)

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椿尾根から天保の古道経由で番屋乗越へ向かいます。(下)イワウチワが盛りです。(上)
関屋ツンネも稜線の天保古道を通ります。この稜線から、これから通る鞍掛山、田代山、鳥越、丸倉山が遠くみわたせます。

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ブナ坂の急坂を下ります。ブナ坂上部のブナはまだ芽吹いていません。(左下)下がるに従い芽吹きが始まっていて明るい緑が輝いています。(上、右下)芽吹きに差がでるほどの高低差を駆け下ります。

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ブナ坂を下りきったところがブナ沢上部です。ここには平成23年7・29水害でできた堰き止め湖があります。(上)ここで昼食と休憩をとります。
空堀、殿様清水と進み鞍掛山へ向かいますが、所々に雪崩が出ています。大規模なデブリを乗り越えて行きます。(下)

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鞍掛山下をトラバースしますが、ここもデブリが出ています。(下)そのデブリを見て、若者がマーボー豆腐食べたいと言います。確かに、遠目には雪のブロックが豆腐に見えます。(上)

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鞍掛山〜田代山と続く尾根の北側の平坦部を行きます。(右下)丸倉山が間近に見えています。
クマの足跡があります。(左下)
田代山の斜面に雨水の不思議な模様が付いています。(上)
若者たちは元気ですが私たちポンコツトリオがバテ気味です。目標の鳥越まで行かずにここらで泊まることにします。

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多少とも眺めのいいところにテントを張ります。(上)
雪のテーブルを若者に作ってもらいます。(左下)酒盛りしつつ、ジフィーズがメインの夕食です。ビールもいいけど、麦焼酎の雪割もいいです。(右下)
6時にはバタンキューです。

5月4日

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寒くて目が覚めウトウトして、5時起き6時ちょい前出発でした。(左下)
丸倉山の右肩から日が昇ります。(上)
鳥越目指して歩きます。(右下)

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鳥越から、丸倉山の広い稜線を幾つかのピークを越えて頂上を目指します。(上)
途中、カモシカの真新しい足跡があります。(右下)
昨日通った番屋山、関屋ツンネ、ブナ坂が西に見てとれます。(左下)
南には只見町で、木の根峠から大麻平につながる八十里越明治新道の尾根が見えます。

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丸倉山山頂からは、右手に叶津川越しにフキ平が見えます。5月末に行く予定のルートが一望できます。
左手は守門岳や関屋ツンネなどの八十里越の山が望めます。

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丸倉山北側の稜線は急な下りで鞍部に下りきってホッとします。(上)
更に北上して奥ノ沢を下りますが、これがかなり急です。(下)雪が溶けて滝がいくつも出てきます。地図上には沢にそって道があるようになっていますが、必ずしも正確ではないようです。

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苦労しながら下りて丸倉鉱山の上に出ました。木立越しに烏帽子山、守門岳が見える稜線です。ここで一休みして腹ごしらえします。(下)
下り口から烏帽子山がバッチリ見えます。(上)丸倉鉱山へと下ります。

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古い坑口に親子のカモシカがいます。(下)
丸倉鉱山正面から明治新道の白い雪の積もった線が見える関屋ツンネが見渡せます。(上)

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丸倉鉱山周辺ブナの2次林は美しく、新潟県のブナ林100選に選ばれています。(上)
下りだと迷いやすい道なので苦労しながら下ります。狙い通り8号、9号トンネルの間の沢にでましたが様子が変です。(左下)何とトンネルの間の6号橋梁の舗装が剥がされ鉄骨だけになっています。冬季は雪の重さを逃すために一旦剥ぎ取ってしまうようです。左の見えている坑口は9号トンネルです。
ここからは車道歩きです。アイゼンもピッケルも要りません。(右下)

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7号トンネル新潟側坑口直下辺りから見た関屋ツンネです。
稜線に天保の古道が通り、その下に残雪の線が横に白く見えますが、それが明治新道です。

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同じ地点から関屋ツンネの左に烏帽子山がよく見えます。(上)
大谷川をはさんだ中島の新緑も輝いています。(右下)
下って行くと岩菅橋辺りでサルの大群に遭遇です。(左下)

クマも、カモシカも、サルもいる野生の王国の2日間を充分楽しめました。
溶鉱炉ルートの具体的な痕跡はありませんでしたが、鞍掛山~田代山~鳥越稜線北側に割になだらかな地形があり積雪期ならソリで運ぶことも出来たと思われました。

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2日間好天に恵まれました。下りてきて気づいたのですが、雪の反射で随分日焼けしています。
顔が火照っています。(中下)サングラスしてなかったけど海抜が低いんで雪目の心配はないとは思います。第一私は目が細いからね。
一旦下りてから上りに置いてきた軽トラを取に大きなクリの木のところまで行きます。結構遠いのでっ時間かかります。(左下)
この時期2日も空けると畑が気になります。種まきをしたニンジンの水遣りに行きました。やっとアスパラが芽を出し始めています。(右下)
3時には道の駅に下りたと思うのですが、後片付けや畑行ってたら夕暮れです。(上)まだまだ片付けが残ってんだよねー。現実世界に帰って来たんだからなー。